令和5年度中から「外国人保護者への言語支援」「子育ての日本語」に関する研修のご依頼が増えています。
「生活者としての外国人」の多様性が進む中で、
日本で子育てをする外国人保護者に必要な日本語能力とは何かということが
生活分野の日本語教師や日本語学習支援者の中で注目され始めていることの現れであると思います。
「日本語教育の参照枠」の理念でもある、
学習者を「社会的存在」として捉えること。
学習者は単にことばを学ぶ者ではなく、社会の中でことばを使って行動する者であるという視点。
この視点を持ち、彼らの言語課題に寄り添い、
彼らが日本でよりよい子育てができるようなことばの支援、
市民同士の「つながり」作りを
現場の方々と共に考えていきたいと思います。
2024年1月18日、25日、2月1日に、東京都大田区で
【日本語ボランティアステップアップ講座~外国人保護者への支援を考えよう~】という全3回の研修をさせていただきます。
https://tabunka.tokyo-tsunagari.or.jp/event/2023/12/13.html
https://www.ota-goca.or.jp/nihongo-volunteer-stepup23/
参加者と共に、「子育ての日本語」についてどんな対話ができるのか楽しみです!
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